三船久蔵十段年表
柔道の名人と呼ばれた三船久蔵十段の足跡を年表にまとめました。
柔道人生を貫いた生涯を垣間見ることができます。
西暦 | 年号 | 年齢 | 出来事 |
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1883 | 明治16年 | 0歳 | 4月21日、岩手県九戸郡久慈町(現岩手県久慈市)に三船久之丞の三男として生まれる |
1896 | 明治29年 | 13歳 | 久慈町尋常高等小学校を卒業し、九戸群役所に給仕として就職するも2週間で退職。 |
1897 | 明治30年 | 14歳 | 退職後勉学に勤しみ、仙台二中に合格。仙台一高と仙台二高の試合を見学して柔道の可能性を見出し、柔道部を設立する |
1903 | 明治36年 | 20歳 | 日々柔道に漬かりながらも仙台二中を上位の成績で卒業し、7月に講道館に入門 |
1904 | 明治37年 | 21歳 | 早稲田大学予科に入学。初段に昇段 |
1905 | 明治38年 | 22歳 | 慶応大学理財科入学。有段者試験で日本取り16人勝負で8人を投げて2段に昇段 |
1906 | 明治39年 | 23歳 | 3段に昇段 |
1907 | 明治40年 | 24歳 | 4段に昇段 |
1909 | 明治42年 | 26歳 | 5段に昇段 |
1910 | 明治43年 | 27歳 | 東京大学、日本体育大学など11校の柔道師範に就任 |
1912 | 大正元年 | 29歳 | 故郷の地、久慈町で8歳年下の郁子夫人と結婚 |
1917 | 大正6年 | 34歳 | 6段に昇段 |
1923 | 大正12年 | 40歳 | 7段に昇段し、指南役に就任する |
1930 | 昭和5年 | 47歳 | 第1回日本柔道選士権大会に特別選手として出場 |
1931 | 昭和6年 | 48歳 | 8段に昇段 |
1932 | 昭和7年 | 49歳 | 警視庁巡回師範に就任 |
1934 | 昭和9年 | 51歳 | 発熱をおして展覧試合に出場 |
1937 | 昭和12年 | 54歳 | 9段に昇段 |
1940 | 昭和15年 | 57歳 | 朝鮮半島や中国東北部を旅行し、各地で講演。 |
1945 | 昭和20年 | 62歳 | 戦時中につき長野県志賀村に疎開。道場「樹徳館」を創設 |
1945 | 昭和20年 | 62歳 | 十段に昇段 |
1953 | 昭和28年 | 70歳 | 柔道の歌を作詞 |
1953 | 昭和28年 | 70歳 | 自伝「柔道回顧録」発刊 |
1955 | 昭和30年 | 72歳 | 岩手県久慈市施行後第1号の名誉市民となる |
1956 | 昭和31年 | 73歳 | 紫綬褒章授章 |
1958 | 昭和33年 | 75歳 | 三船十段記念館が設立される |
1959 | 昭和34年 | 76歳 | 日本学士会よりアカデミー賞を授与 |
1961 | 昭和36年 | 78歳 | 文化功労者顕彰授章 |
1963 | 昭和38年 | 80歳 | 久慈市に土地と建物を寄贈 |
1964 | 昭和39年 | 81歳 | 勲三等旭日中授章 |
1965 | 昭和40年 | 82歳 | 1月27日に千代田区にて逝去。これに伴い勲二等瑞宝章授章 |