'."\n";?> 十段 三船久蔵 〜柔道の神様と呼ばれた男〜

十段 三船久蔵 
〜柔道の神様と呼ばれた男〜

趣味と実益を兼ね備えた将棋

趣味と柔道

平常心、先を見通す眼力、集中力・・・
柔道を究(きわ)めるものにとって欠かすことのできない
精神力の多くを、将棋から学んだ。


三船久蔵十段は、父親譲りの将棋好きで、手作りの駒で将棋を指していたほどでした。

家にいる時間は、将棋に取り組んでいたのでしょう。実力は相当なもので、 昭和28年に日本将棋連盟から3段を授与されたほどの腕前です。
将棋3段に昇段した当時、将棋界の大山名人から駒をプレゼントされたというエピソードもあります。


柔道は動の世界であるが、人間は動だけでは調和がとれない。
制の境地に入って考える習慣をつけなければならない。


三船久蔵十段は、静と動の調和を図っていました。
実際、家に帰ると動的なことは一切しなかったという事実が残されていて、動の練習をした後は、 静を重んじていたことが良く分かります。

静的なもう一つの趣味として書道があげられます。
こちらもかなりの腕前で、昭和30年に日本教育書道連盟から5段の段位を授与されています。

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